沈み橋人みあたらず走梅雨
通勤の人たちの近道である。
ここは斑鳩インターから下流の昭和橋、つまり国道25号線が越える橋だが、約3キロにわたって一本の橋もかかっていない堤防を走る道路である。だから、その中間にある沈下橋は地元の人にとってはなくてはならない橋なのである。
ふだんの水面から2メートルあるかないかの高さに架けてあるので、盆地にちょっと降ったかなと思える雨でもすぐに冠水するようである。雨後に通りかかると、流木などのごみが橋脚につっかかっているのをよく見る。
ペーパードライバーの家人に言わせれば、よくあんな細い橋を渡れるもんだと呆れているが、慣れた人にとってはどうということもないのだろう。
ハンドルには自信がある私でも、渡りたいとは思わないけれど。
沈下橋、恐いです。
田舎にもあり、連れ合いは平気で渡りますが私はかつて一度も渡ったことがない。
地元の慣れた人たちは当然のように近道の便利さでスイスイと・・・
でも中には橋から車ごと落ちた人もいるようで私はそのご家族と知り合いになって聞いたことがあるのでそれこそ危ない橋は渡らないに限ると。
全国にはこのような橋が結構あるようですね。
そうして生きてこられたのですものね。君子危うきに近寄らず。
でも、ときに羽目を外すのも悪くはないですぞ。かといって、もうそんな歳でもないですけどね。