守り

南天の花を鬼門の平屋かな

今はもうぽろぽろこぼれる頃。

米粒ほどの花だが、散った花弁はさらに小さく軽いので風に吹かれては道端にまでひろがってゆく。
放っておいてもすぐ朽ちるのでそのままでもいいのだが、やはり箒をかけておくのが住宅地のマナーというものだ。
わが家でも花が散った先に芽を出したのがいて、そいつを鉢に移し替えたら株は幼いながらも今年は花をつけた。
小さいながらも家を守ってくれているようである。

“守り” への2件の返信

  1. 南天。難を転じる、まさに家を守ってくれる象徴の木でしょうか。
    昔の戸建てには何処の家にも場所は違えど植えられましたが最近の若夫婦にはあまり好まれないみたいです。
    洋風の家が多いのでそれに似合うお洒落なものが選ばれるようです。
    コロナからも守ってくれると嬉しいですね。

    1. 南天はちょっとした簡単な手入れで実にスマートに庭の隅を見せてくれる。基本は三本の幹だけ残す剪定。場所もとらなくて上品な花を咲かせてくれるし、初冬には真っ赤な実をつけてアクセントになってくれる。
      この木の良さを若い層にも分かってほしいなと思う。

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