数独

鉛筆のこよなく削れ梅雨深し

梅雨湿りは困りものだが、いいこともある。

たとえば鉛筆。削るにもいつもよりスムーズに刃が通り思った通りの形に仕上げやすい。
ふだんは2Bを常用しているのだが、梅雨時に限りHBという比較的固い芯でもやわらかに書ける気がする。
今はがりがりと器械で削る時代だが、鉛筆はあの肥後で削るから愛着が生まれるのだと今でも思っている。
数独を解くには鉛筆が一番適している。柔らかい芯だからすぐに頭がまんまるになってしまうが、コロコロ回しながら使えば数字くらい何の問題もない。

“数独” への2件の返信

  1. すご~い、今も肥後ナイフ使っているんですね。
    子どものときは鉛筆削りが得意でした、いかにスマートに芯をトキトキに削るか・・・
    肥後のような高価なものは使いませんでしたが今では見かけないようなキャップ付きのナイフを使っていました。
    今、鉛筆は滅多に使わないのですがクロスワードを解くときは鉛筆で勿論子どもが小学生の時に使っていた電動鉛筆削りです。

    1. 器械で削るのは好きでない。あのナイフでしこしこと削る時間が愛しいのです。うまくゆけばよし、うまく削れなくてどんどん細ってゆきながらもなんとか芯をまとめるまでの時間。どれも一点集中の時間です。
      鉛筆は価格差もたいしてあるわけじゃなく、いかにも安物というのも少ないのがいい。削る道具には貧富の差があったが、鉛筆自体にはなかったのです。だから、貧乏人でも鉛筆がもてた素晴らしい時代でした。
      今はどうなんでしょう。鉛筆すら満足に変えない子供たちがいるという話を聞きます。

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