貧相な橋

五月雨や赤灯まはる沈下橋

大和川は一級河川。

だから、小さな沈下橋だって国土省の管轄なのだ。
上流は斑鳩インター、下流は国道25号線の間、4キロほどには橋がなく、地元の人くらいしか利用しない、車一台がやっと通れる幅しかない。ちょっと増水したと言っては役人がやってきて通行禁止の遮断機をおろし、引いたらまた開きに来る。
おそらく、どこかにモニターでもあって水位を監視しているのであろうが、ご苦労なことである。
「こころ旅」であの高所恐怖症の正平だって平気で渡った橋だから、ほんとに小さな貧相な橋だが、支流が入り組んだ大合流地点付近では暮らしに欠かせないのである。

“貧相な橋” への2件の返信

  1. 沈下橋は恐いです。
    地元の住人は平気で車を走らせていますが乗せてもらっていてもお尻がムズムズします。
    でも日常生活では欠かせないのでしょうね。

    鉄橋や橋が次々破壊されていく映像を見ると水の勢いに恐怖を覚えます。

    1. 今回の泥流の破壊力には言葉がありませんね。
      大地震が予想されるなかで、想定を超える事態が毎年起きて、いったいどうなってゆくのやら。
      うちにも最近ハザードマップが配られました。
      生駒断層帯にもろに乗っかかっているようで、南海地震では震度6、直下では7を予想だとさ。
      信貴山麓の大和川流域だからあちこち地滑り、土砂災害、浸水のマークだらけ。

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