老い

天瓜粉たたく二の腕やつれけり

汗疹に弱いというか、肌が敏感なのか、汗をかくとかぶれやすい。

とくに半袖Tシャツで過ごしていると腕の部分に現れることが多い。
そこで日中でも汗でべたつけば水道で流したり、風呂上がりには必ず天瓜粉をたたくのである。
黒いシャツなど着ているとすぐに目立つわけだが、誰に会うと言うこともないので大胆にたたく。
鏡を見ながらたたくのであるが、二の腕辺りは筋肉も落ちてさすがに齢をかくせない。
これも老いであろう。

“老い” への6件の返信

  1. 老いは誰にでも平等にやってくる。
    来月に誕生日を迎えるので少し早めの健康診断を受けてきた。
    昨年までは家人の会社の健康保険での受診であったが今年からは後期高齢者医療の健康診査で二時間ほどかかった。
    全て無料なのはまことに有難い。
    結果は二週間後に判明する予定であるがいろんな面で数値は下降線をたどるであろうと予測している。
    その帰りには役所で敬老パスも受け取り、こちらは収入に応じて有料であるが微々たる金額でこれも有難いことこの上ない。

    先日はお腹周りと腕に湿疹ができあわや又、帯状疱疹かと心配し皮膚科へ直行。
    単なる虫刺されで済んだが最近目、耳、歯科と立て続けに通う羽目に。
    少しでも現状を維持するための日ごろの心がけは欠かせない。

    1. 自覚症状が現れると、やはり齢は認めざるを得ない。
      するとにわかにあと何年生きられるかだの、やることは限られてくるだの、悲観的なことばかり頭をよぎります。
      いわゆる弱きになるのですが、一応あらがってみるかとまた気合いを入れるのです。

  2. 天瓜粉たたく二の腕やつれけり
    「てんかふん」、関東ではまず聴かれない言葉。と言うか、幼児にてんかふんを、パタパタつけているシーンなんて見ないですね。でも紛れもなく、幼児につかわれるもの。それを、汗疹よけに、我が二の腕にたたいたら少しやつれたかな?と、しみじみ歳を感じてしまう。skyblueさんが、即座に老いを感じたのが、よく分かります。胸に沁みる句ですね。

    1. 夏痩せでもなく、やはり寄る年波かと思わざるを得ないような、張りをなくした腕というのはしみじみ老境に入るべしと促されているような。耳順えばあとはもう肉しかありません。

  3. 「耳順えば・・・・」、
    エッ!? ほだかさんは60歳を過ぎたばかりなんですか?
    てっきり、我々と同年配で古希は過ぎておられると思っていました。
     

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