わが世の春

葉の上を運動場とせし天道虫

2匹の天道虫が茄子の葉のうえで忙しく行進している。

一見して分かるのだが、雄と雌で星の数がまるで違うがナミテントウの仲間らしい。
同じ種類でもこれだけ星の数が違うって初めて知った。

下は天道虫の幼虫らしい。

“わが世の春” への6件の返信

  1. 「ナミテントウ」を検索してみたらギョッ!!

    何と、いきなりおびただしい仮面が睨みつけてるような映像に驚きました。
    テントウムシってこんなに種類があるんですか?
    星の数も様々ですね。
    これらのテントウ虫が一斉にサンバを踊ったら?愉快ですね~

    上写真の交尾?はかわいらしいですね。

    1. いや、ナミテントウだけでこれだけのバリエイションです。天道虫全体ではどうなるか?

      この雄は交尾中ずっーとサンバを踊ってましたよ。葉っぱ全体をうろうろしながら。

  2. 「並」てんとう虫ってのが面白いですね。「上」「特上」てんとう虫なんてのがあればいいのにね。いっぱいいるし、逃げないし、幼児の本にも出てくるので子どもたちに捕まえさせるにはうってつけです。

    1.「わが世の春」→無理やりこじつけで、道長の望月の歌を。
      「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」 

      これから百数十年たって保元の乱、時の関白は藤原忠通
      No.76 「わたの原 こぎいでてみれば 久方の雲いにまがふ 沖つ白波 」

      百人一首では「法性寺入道前関白太政大臣」という長い名前で出ており、漱石の「猫」で先生に「日本で一番長い名前って知ってるかい」と聞かれて奥さんがちゃんと答えるところが出てきます。まあ常識だったんでしょうね。

      そして、No.77が保元の乱で敗れた崇徳院の「瀬を早み、、」で並んでいる、定家の意図が感じられる配列ですね。

    2.奥の細道は5月21日~6月4日、黒羽近辺で長逗留(何故2週間も留まったのか諸説あるらしい)(この長逗留中にテキスト追いついてくださいね)。
    この滞在中に2句詠んでいます。

       「夏山に足駄を拝む首途かな」(光明寺にて)
       「木啄も庵はやぶらず夏木立」(雲厳寺にて)

    もうすっかり夏という感じですね(今日は昨日とはうって変わって最高の日和です)。
     
      

    1. ぼくなら寿限無と答えていただろう(笑)

      追いつきましたよ。次はいよいよ殺生石ですね。
      「くらはず」->「やぶらず」となる推敲には興味惹かれましたよ。

      1. よしよし、早くも追いつきましたか。ゴールは10月ですからゆっくり楽しみましょう。

        「木啄も庵はくらハず夏木立」
          ボクはこれもワイルドでいいなあと思うんですが。。

        それと、「夏木立」と言えば鎌倉大仏を詠んだ与謝野晶子の歌、
         「鎌倉や御仏なれど釈迦牟尼は美男におはす夏木立かな」
        お釈迦様を美男だなどとけしからんなんてことも言われたらしいけど、夏に大仏に行った時はその通りだなあと思ったこと思い出すます。。

        1. この時期の「夏木立」というのは現代感覚からすれば違和感がありますね。木立もまだまだ新緑の風情をたっぷり残しているし、まして上野となると深い緑には遠いような。
          ま、巨匠のことですからいちいち目くじらたてるほどのこともありませんが。

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