あやめ科

著莪叢や木漏れ日かかる麓かな

甘樫の丘。

東側の登り口に休憩所があるのだが、その前庭にはみごとな著莪が群れている。
あやめ科らしいが、黄色の斑が強いせいかどこか西洋じみた色合いでバタ臭さがある。
もともと自生する力をもたないので人の手を借りて植えられたものとされる。
万葉集では著莪は詠まれていないので(googleは便利だね)、飛鳥の時代、ここには咲いていなかったのは間違いない。

“あやめ科” への5件の返信

  1. この字、シャガと読むんですか。知らなかった。
    便利、同感です。わからないことなんでも教えてくれますもの。
    この頃、辞書をあまり使わなくなってしまいました。

    シャガは群れていると目立ちますが一本手に取ると地味な花ですね。

    あやめ科って、結構いろいろあって知ってるだけでも、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、ジャーマンアイリス等。
    幼馴染にあやめちゃん、という名の子がいますがアヤメの時期に生まれたなかな~

    私も先日、芭蕉のテキスト e-honで注文。my書店からはまだ連絡入りません。
    予備知識に「図説 おくの細道」と「芭蕉の門人」やっと読み終えました。

    1. さすがお目が高い。「図説 おくの細道」は副読本としては定評のようですね。ウチの講読会でも皆アマゾンの古書で買ってました。

      黒羽での逗留時間長いからゆっくり追いついてください。でも何故2週間もここに留まったのか。伊達藩の動きに何かあったのか、、なんていろいろ勘ぐる人もいるらしいけど、ボクはそんなのどうでもいいじゃんって思っています。。

    2. 美人揃いのことを「いずれアヤメかカキツバタ」って言葉がありますが、そもそも「あやめ」「花菖蒲」「杜若」の違いって未だに身に付きません(笑)

  2. シャガ、これもこの前の紫蘭と同じ今頃なんですね。両方並べて群生させてるところも多いですね。まあよく似た系統といえばそうなんでしょうか。

    源氏物語にもシャガは出てきません。グーグルもそうですが「源氏物語図典」というスグレモノを手元においており、いつもチェックするようにしているんです。

    いつごろからポピュラーになったのかしらね。。

    1. 由来は相当古いということですので、実はいつのまにか名前と実物とが入れ替わってしまったということかもしれません。

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