誘惑

瓜苗のつかまり立ちのつる伸ばす

キュウリ苗、カボチャ苗ともに老化が始まっている。

双葉が黄色くなってきたのがそのサイン。
ようやく畝の準備が整った今日、無事に土におろして一息ついたところだ。
カボチャは一昨年だったか、親戚からもらったのがやたらうまくて調べたら「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)」という品種らしい。そこで種を取り寄せて苗作りから始めたのだが、なかなかいい苗に仕上がってくれた。
糸瓜のような形をしていて、ずっしりと重い。岐阜県で昔からつくられてきて今や高価なブランド野菜である。種は門外不出だから種苗会社が育てたものしか手に入らない。
難点は育てるのが難しく実がたくさん生らないらしい。
カボチャは四方に蔓を伸ばすので広い場所が必要だから、ほかの野菜を犠牲にしてでも食べてみたい誘惑には勝てない。キュウリが庭の隅っこで小さくなっている。

“誘惑” への4件の返信

  1. すくな南瓜、あのヘチマのような長細い形のですね。珍しい品種なのですね。
    信州の友人が野菜作りの名人でいろんな種類の南瓜を作っていました。
    そうめん南瓜もその一つで広い畑は花や野菜でいっぱいです。
    畑の一部に東屋まで作ってそこで出荷の準備をしたり休憩所にもなっていました。
    彼女の憧れはアメリカのターシャおばさんでした。

    1. そうめんカボチャね。昔がっかりしたことがありました。近所の畑を借りてカボチャを植えたのはいいのですが、できたのが素麺カボチャ。包丁で割ってビックリです。「何だこれは!?」。素麺カボチャを知らなかったのです。
      どう食べていいのか分からず、無駄にしてしまったような。

  2. 瓜苗のつかまり立ちのつる伸ばす

    夏野菜の定植。シーズンたけなわですね。
    さすがお目が高い。宿儺かぼちゃですか。当方は田舎の友人からもらったのが最初で、それ以降は自前の種で毎年数本植えてます。おっしゃる通り場所をとるので、菜園の防護柵に這わせております。時には純粋培養の取り寄せ苗にしないと、今はやりの「変異種」なってしまいそうです。

     巣ごもり生活の中、農作業はリフレッシュにはうってつけ。当分やめられそうにありません。

    1. 純正証紙付き宿儺カボチャは1個千円以上するという高価なものですが、種を守るため市販用には別種の雄しべをかけていると聞きました。
      伝統野菜、固定種専用種屋で買ったのは6粒314円、名前は「スクナ南瓜」。「宿儺南瓜」は登録済みで回避したというところが面白いです。実れば種取をしようとたぬきの皮算用。
      フェンス仕立は考えたのですが、1キロを超す大型品種の管理の手間を考えて畝におろしました。
      午前中はトウモロコシと枝豆を蒔き、雨の午後はやることもなくて昼寝です。

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