誘惑

瓜苗のつかまり立ちのつる伸ばす

キュウリ苗、カボチャ苗ともに老化が始まっている。

双葉が黄色くなってきたのがそのサイン。
ようやく畝の準備が整った今日、無事に土におろして一息ついたところだ。
カボチャは一昨年だったか、親戚からもらったのがやたらうまくて調べたら「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)」という品種らしい。そこで種を取り寄せて苗作りから始めたのだが、なかなかいい苗に仕上がってくれた。
糸瓜のような形をしていて、ずっしりと重い。岐阜県で昔からつくられてきて今や高価なブランド野菜である。種は門外不出だから種苗会社が育てたものしか手に入らない。
難点は育てるのが難しく実がたくさん生らないらしい。
カボチャは四方に蔓を伸ばすので広い場所が必要だから、ほかの野菜を犠牲にしてでも食べてみたい誘惑には勝てない。キュウリが庭の隅っこで小さくなっている。

連作嫌い

瓜苗の去年の隣の畝にかな

まだひとつ植え場所の決まってない苗がある。

毎年挑戦しては途中で駄目になる西瓜苗である。
何年か前にはそれこそ8キロくらいのが採れたのが忘れられず、同じ種類を植え続けているがうまくいかない。
原因がよく分からないのであるが、性懲りもなく今年もよさそうな苗を買ってきた。
ポットのまましばらく様子見しているが、順調に伸びているようである。
この雨が去ったら、いよいよ植え付けに掛かろうと思う。

瓜の仲間やトマト、茄子は連作を嫌うと言われるので、場所はローテーションする必要がある。
今度はアスパラガスの隣りにしようかと。

経験と勘

瓜苗の髭のカールの植ゑどきに

西瓜二種類に真桑瓜。

今年は欲張って三つも植えてみた。西瓜も瓜も地植するには広いスペースが必要なので、プランター栽培に挑戦だ。
目標は、大玉一個、小玉三個、真桑が四つ。
過去の失敗例からすると、まず肥料がカギをにぎると思われる。今までは、有機肥料にこだわりすぎて、タイミング、量ともうまく調整できなかったので、追肥は化学肥料もうまく利用してタイミングを損なわないようにするつもりだ。
ホームセンターではまあまあの苗を手に入れることができたので、あとは経験と勘ということだろうか。

自然健康法

瓜苗や木酢液の自然農

ポタリング兼ねてファームを点検。

朝九時はまだ観光客もまばらな世界遺産・法隆寺南大門前、中宮寺前を通り過ぎて農園に到着。
すぐ南に古墳跡があり、西が矢田丘陵となった段々の一画にあるわがファームはまことにのんびりとしている。カラスが多くて悪戯されるらしいのがちと疵だが、そこは自然相手のこと、自己防衛すればいいだけと割り切ろう。

今日はオーナーに指導を受けて木酢液の散布。
殺虫剤を使わない虫除け対策である。土壌にもたっぷりかけてやれば微生物もよく育つ効能もあるらしい。
法隆寺からはやや登り道になるので自転車でほどよい負荷鍛錬。吾が身にとっても安価なメタボ対策である。