巣立ち

溺れるあり踏まれるもあり子蟷螂

かまきりの赤ちゃんを見るようになった。

一センチあるかないか、色も目立たない薄茶色だが一人前に斧の構えを見せる。
顔を近づければ右に左に体を揺らせて抵抗の構え。昨年簾に何個か卵を産みつけてあったので、そこから次々に孵化しているのであろう。外水栓の内槽にいたので流されては可哀想だと指にのせて連れ出してやった。
巣立ち後世間の荒波にどれだけ生き残れるか、苛酷な運命が待っているだろうが初秋の頃には大きくなってまた会いたいものだ。

“巣立ち” への2件の返信

  1. 蟷螂ってすごい数、孵化する奴ですよね。
    その内のどれほどが無事外敵にたえて成長するのでしょうね。
    小さいのは可愛いけど成長したのは他の虫とは少し違ったカッコいい姿形をしていますよね。

    1. 指先にのるくらい小さくて可愛いやつです。庭に散っていって居場所を確保するのに命がけの旅です。何匹生き残れるでしょう。

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