心配症

土くれが指をこぼるる旱畑

待望の雨がきた。

一時間足らずだが雷をともなった本格的な雨だ。
あまりに土が硬くて秋の畝づくりが進まなかったが、これで一気に手をつけるチャンスだ。
土用の期間は土をいじるなとは古来の知恵だが気候が様変わりした現代では、では一体いつになったら手をつけたらいいのか、いつまでたっても土用のような天気ではメリハリもつけられない。
いまは畝の準備が整うまでに秋冬の苗の仕込みをする期間。ブロッコリーの種をまいたばかりだがすぐに発芽して、それはそれでいいのだがこれからは虫との闘いでもある。
貸し農園とはいえ百姓の心配症が身についてきたようだ。

“心配症” への2件の返信

  1. こちらも一時的に土砂降りでした。

    お百姓さんの気持ちがわかるようになってきましたね。
    自然を前に人間の力ではどうすることもできないことがある。
    出来る範囲の知恵と努力でしか報われなかった両親や祖父が思い出される。

    1. 昔からの知恵で生きてこられたのでしょうね。今は器具やら肥料やら農薬やら、かつてなかったようなものの出現で農業も大きく変わってきているのかもしれません。

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