名前を変えて

悪童を泣かせ上手の夏蜜柑
夏蜜柑昔話に花が咲き
夏蜜柑手替へ品かへ名前替え
夏蜜柑新顔名ほど甘くなし
甘きもの飽きてしまうて夏蜜柑

最近はいろんな品種が開発されているようだ。

この春頂き物の八朔にしても昔のあの酸っぱさはずいぶん改善されていて、まるまる一個ぺろりといただけるほどである。
夏蜜柑もさすがに昔のごつごつした、いかにも強面のものは姿を消し、若干名前を変えて新商品が出回っている。
春の頂き物以来、その意外なほどのおいしさにいろいろ手を出しているが、皮を剥くだけで唾がでるというのは昔のこととなったような気がする。
春先に出回る甘い柑橘類は期間が短いが、夏蜜柑の類いは長く、それだけ長く楽しめるのがいい。

“名前を変えて” への2件の返信

  1. 私も先日田舎の友人に庭の夏ミカンをもらった。
    当然昔の家成りのあの酸っぱいのを思い出したが意外と甘かった。
    大量だったので丁度テレビで夏ミカンのジャムを作っていたので同じやり方でジャムにした。
    今はそれも食べてしまい桑の実のジャムをヨーグルトにかけたりトーストに載せたりしている。

    1. 夏蜜柑はかつてのようなごつごつした皮ではないような、そして不思議に味もマイルドになっていて驚きますね。
      昔は苦手だった。今では八朔も夏蜜柑もおいしく食べられます。きっと品種改良、あるいは栽培技法が改善されたのかもしれません。

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