足のない入道

東の雲に夕焼の映えゐたる

東山中方面に入道雲が浮いている。

それを夕日が赤く照らしだしている。夕焼けというと西の空が赤くなるのが普通だが、盆地の西の端にいると山にさえぎられてめったに目にすることがない。
だから、夕方いくらか涼しくなって畑から眺めた東の空、そこに入道雲が浮いていてそこだけ夕日が当たっているのを目撃したときは驚いた。足のない入道雲だったからよけいに珍しい光景のようにも見えたのかもしれない。

“足のない入道” への2件の返信

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