手に汗握る

水入りははるか夏場所終はりけり

いつの間にか始まって、いつの間にか終わっていた。

モンゴル力士ばかりが強い印象で最近ではすっかり興味も薄れてしまっているが、もうひとつ相撲が面白くなくなったのは技と技とのぶつかり合いという試合が見られなくなったこともある。立ったと思ったら一瞬でカタがついている相撲が増えて、手に汗握るというシーンがすっかり姿を消して、面白さというものに欠けてきたのである。
栃錦、若乃花の時代、よく水入りの勝負を見たものだが、今では一分を超す勝負はほとんど見られなくなった。それだけスピードの相撲という時代に変化したわけで、怪我による欠場が多いのもむべなるかなである。
毎回のように大関カド番が話題になるような相撲はほんとうに面白いのだろうか。

“手に汗握る” への4件の返信

  1. そういえば昔は水入りというのがありましたね、久しく見たことがありませんが・・・
    霧馬山は幕内になった当時から注目していた力士なのでその活躍はうれしい!!

    1. 朝の山はやっぱりもろさを露呈して、苦難を乗り越えたという実感がうすいのが残念。相撲内容に進化が見られないということか。

  2. 水入りははるか夏場所終はりけり

    コメント見ましたが、ほだかさん、実況中継 or 深夜の大相撲ダイジェストを、ご覧になっていないでしょう? 最近の大相撲はひじょうに面白くなっていますよ。試合時間も、一分超は勿論、2分ってのも結構あります。特に今場所は関脇の四力士が頑張っていて実に見応えがありました。それに20歳で204cmの、大昔の大内山を連想する、北青鵬と言う化け物、否、化け物の様な取り口をする力士が幕内デビュー、毎回、想定外(?)の勝ち方をするのでケッサクです。すべてが、昨今のデジタル化を無視した、超アナログな興行で、これだけ人を惹きつける大相撲。大事にしたいですね。

    1. 失礼しました。
      興味を失ったということから、つい愚痴を並べ立ててしまったようです。本番もダイジェストからも遠ざかっています。家人はあきらめられず夕方はテレビにかじりついてますが。
      名古屋場所では意識して若い元気なお相撲さんを探してみることにしましょう。

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