梅雨の晴れ間に

十薬の喜ぶ雨の来たりけり

隣に家が建って半日陰の場所ができた。

おまけに茂り放題の梅の蔭にもなるあたりに、初めてドクダミが咲いたのが見つかった。梅雨の到来を近いことを知らせる花であったのだ。
陰湿な場所にはびこるとは知っていたが、かくも正直に根づくものなのか驚いている。いったい種はどこから飛んでくるのだろうか、あるいは土中には雌伏の時をおいてチャンスを待っていたのか。自然界はまことにかくもうまくできていると感心するが、感心ばかりはしてられない。放っておけば地下茎を伸ばして来年さらに広がることは目に見えているので、風がよく通るよう庭を片付けなければならない。
梅雨の晴れ間はなにかと忙しいが、さらに一仕事加わるようでやれやれである。

“梅雨の晴れ間に” への2件の返信

  1. 我が家の周りもドクダミが覆っています。
    白い花は案外かわいいのでそのままにしてあります。

    うれしい外れの天気で22サロンの晴れ男、晴れ女8名が集いました。
    花しょうぶを見るためですが後のランチと飲み会が楽しみな仲間です。
    花しょうぶ、カキツバタ、アヤメの違いを学習してきましたが今日限りですぐ忘れてしまいます。
       花しょうぶ紫匂ふ五月尽梅雨の晴れ間に咲き競いたり

    梅ジュース仕込みました。毎日ようすをみていますが楽しみです。
    紫陽花の剪定、来年こそは咲かせてみたいです。

    1. 燕子花、あやめの違い。何度聞いてもすぐにわすれてしまいますね。
      梅ジュース、氷砂糖がゆっくり溶けてくるのをながめるのも楽しみですね。

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