剪り花

長雨のつぼみに重き四葩かな

五月に梅雨入りするのは十年ぶりらしい。

ということは以前にもあったということで、梅雨入りは六月という既成概念がこの十年で打ち砕かれた感じがする。もしかすれば例外的に早い梅雨入りというのが遡ればあるかもしれないが。
この週間予報では梅雨の前触れ程度にしか考えてなかったので、いきなりの宣言には正直参ったなあというところである。
梅雨の準備も整わぬうちにこれから二月ほどムシムシジメジメとした日々が続くかと思うと憂鬱になるが、いっぽうで雨を滋養とする紫陽花などの草花などが暗い庭の片隅に彩りを添えてくれるのであるから、それはそれでいいものではあるが。
その紫陽花もいまだつぼみで、開くにはいま少し時間がありそうである。今年は順調につぼみを着けているようだから剪り花にしてもいいかもしれない。

“剪り花” への2件の返信

  1. 思いがけない早い梅雨入り宣言に驚いている。
    当地では2013年以来10年ぶりに早い梅雨入りとの事。
    明日は緑地公園へ花しょうぶを見に行く予定であるのだが・・・
    雨に濡れた花もいいかもしれない。

    お向かいさんの紫陽花は見事につぼみがついているが我が家は葉っぱばかりで一向に花が見当たらない。
    剪定が悪かったのか?

    1. 剪定をさぼっているとあっという間に大きく成長してしまいますね。夏を過ぎた頃には来年の花芽ができてしまっているので、形を整えようと秋以降冬の間にに剪定を入れると花芽も切ってしまう怖れがあるようです。
      花が終わったらすぐに花の下を切って新しい枝を出させ、そこに花芽を着ければコンパクトに維持できるそうです。
      知らなかったので今年は実践してみようと思います。

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