梅雨入りさまさま

兼業のけふは畦塗アダプター

鍬を器用に使った畔塗りというのをめっきり見なくなった。

畔には波板を立てて水漏れを防ぐのもよく見る光景だが、耕耘機に畦塗り用のアダプターを取り付けてまたたくまに畔のトップと壁を一気に整える方法もあるようである。
一枚の田を塗るのにおそらく一時間もかけずに済ますという、徹底した省力化が可能なのである。
鍬で丁寧に塗られたものに対して、はたしてどこまで機能するのかは知らない。土竜のトンネルからよく水が洩れてくるようだが、これは手塗りでも防ぐことはできないはずだから、傍から見ているだけでは何とも分からないというのが正直なところだが、そこそこいけてるのではないだろうか。
盆地を走っていると代掻きも終わった田がいくつも見られるから、今年の盆地は田植えが早いのかもしれない。梅雨入りさまさまであろう。

“梅雨入りさまさま” への2件の返信

  1. 農機具も昔の農業に比べれば進化しているもののひとつでしょうね。
    祖父の時代の人が今の農業を見たらきっとおったまげることでしょう。
    現代っ子は代掻きと言ったって何のことかわからないと思います。

    1. 土に遠く離れた暮らし。今や子供だけではなく親だってそういう時代ですもんね。
      泥田で子供を遊ばすとキャッキャッと喜んで泥になじむんですけどね。そういうイベントを起こさないかぎり経験できないこととなりました。

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