希求し続ける

録音の鐘が鳴るなり原爆忌

町内放送が町民に黙祷を呼びかけた。

毎年この日この時間になると流れる鐘の音。どこの鐘を録音したのか知らないが、毎年同じ音である。
戦争を知らない世代が大部分となった日本で、安易に仮装敵国を築いて声高に防衛力強化を叫ぶ論者が目立つし、マスコミもまた安易にそれを報じている。
田中角栄が語ったと言う、『戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代が政治の中枢になった時はとても危ない。』という懸念が現実のものになろうとしている今、平和は努力し続けしなければ得られないことを再確認したい。

“希求し続ける” への2件の返信

  1. 原爆忌、一応戦前の生まれ。
    記憶にはないが引き揚げ経験もある身として祈らざるを得ない。
    平和を願って今年も平和の俳句が毎日掲載されている。
    生あるうちに引き揚げてきた場所、佐世保に行ってみたい!!

    1. 広島でサミットをやるというのでそれなりの成果を期待したのですが、あの広島で核抑止論をあらためて確認するなど、岸田の見せたのは政治家としての薄っぺらさだけ。こんなリーダーを選び続ける国には何の展望もひらけない。若い人たちよ、もっと勉強して。

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