すいすいとみんなどこかへ水馬
ある者は後期高齢者を待たず。
またある者はなった途端に。
長い人生において交差した人が亡くなる。
学校で、あるいは会社で、あるいは私的な交流の集まりなど、ひとときともに濃密な時間を過ごした人々である。友とも、よく知っている知人とも言える彼らはおそらく不本意な形で死を迎える。
ピースの一コマ一コマが欠けてゆくスピードがだんだん増してきた。自分もそのようにいい歳なのだ。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
すいすいとみんなどこかへ水馬
ある者は後期高齢者を待たず。
またある者はなった途端に。
長い人生において交差した人が亡くなる。
学校で、あるいは会社で、あるいは私的な交流の集まりなど、ひとときともに濃密な時間を過ごした人々である。友とも、よく知っている知人とも言える彼らはおそらく不本意な形で死を迎える。
ピースの一コマ一コマが欠けてゆくスピードがだんだん増してきた。自分もそのようにいい歳なのだ。
すいすいとみんなどこかへ水馬
水馬、「あめんぼう」なんですね。はじめ「ヤゴ」、次は「ボウフラ」かと思ったのですが、どうも語呂が悪い。「すいすい」だから「ミズスマシ」か! これなら語呂も合う。しかし、どうもコメントの、”後期高齢者になった友人知人が去っていく・・・”では、ズスマシの容貌とは合わない・・・。
そうか「あめんぼう」なんだ、「馬」で騙された! (スイマセン、無粋なコメントで)
あめんぼうとみずすましは本来違うものらしいのですが、よく知りません。
見ていると気持ちよく泳いでいるようですが、どこへ行こうとするのかよく分からないし、結局最後まで見届けることもなく、そのあとは「杳として知れず」みたいな存在。つまりこの句は取り合わせの句なんです。