神隠し

夏草に鎌一本を忘れきし

不思議なことがあるもんだ。

つい今し方草を刈って畝に敷き詰めたばかりなのに、その鎌が神隠しにでもあったかのように見当たらないのだ。
下手に草の中に手を入れれば怪我しかねないので棒や足で探ってはみるもののどうしても見つからない。昨日も同じ場所を探したのだが同じことだった。
曇でいくぶん暑さが和らいだので今日もこれから出かけるがさてどうなるやら。

“神隠し” への4件の返信

  1. 鎌が神隠しに?
    出てくればこんなところに?と思うのでしょうけどね。
    家の中でもよくあります、探せば探すほど見つからない、忘れたころにひょっこり姿を現したりして・・・
    早く見つかりますように!!!

  2. 夏草に鎌一本を忘れきし

    この句、農作業の風景と言われればそうでもないのですが、言葉だけを捉えると、いろんなsituationを想起しますね。例えば、芭蕉の「夏草や~」が鮮烈で、そこに「鎌一本」なんて出てくると、百姓一揆が通り過ぎた風景が広がってきます。

    1. あ〜、そういう見方が浮かびましたか。
      私は、暑さのあまりの忘れ物、あるいは雷がきて大慌てで逃げた、そんなことを考えながら詠みました。

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