ソフトボール

雨糧にいよよ夏草それらしく

台風が温帯低気圧に変わった朝。

雨の小休止している間をぬって二日ぶりに菜園へ。
驚いたのは雑草だ。たっぷりの雨に野菜たちも喜んだろうが、その何倍も草の方が力を得たようだ。
土の軟らかいうちにと目立つところは抜いてまわったが、あすはさらに勢いを増しているに違いない。
救いは西瓜が大きくなってきたこと。ソフトボールの大きさを越えてきた。さっそくカラス対策の必要があるようだ。

始動難

夏草や刈払機の癖なだめ

受持エリアの草が伸びてきた。

本格的な梅雨が来る前に一度刈らなければならないということで、共有の刈り払い機を使うことにした。
だが、機械が古いうえ共有と言うことで手入れも十分でないのでなかなかエンジンがかからない。これには皆さん頭を悩ましているようである。これには慣れとコツが必要のようで先輩の助けを借りてようやく始動。
初心者としてはまあまあ刈れたが、やはり先輩のようにすっきりとはいかない。ところどころ虎刈りあるも勘弁願いたいと。

淡い期待

夏草に負けてならじと鎌を研ぐ

5月末から6月初旬のころが冬草、夏草の切り替わり時。

麦系の雑草が実をつけるような時分である。実をつけて枯れてゆこうとするのと行き違いに夏草が一斉に芽吹くのである。だから、この時期の小さな芽のうちに草を引いておけばあとの雑草整理は簡単になる。
今日の午前中は手遅れながらもちょっと煩くなってきた駐車場の草を整理した。
去年秋には草を全部抜いて新しい芝を張ったのだが、そのとき土の入れ替えをしなかったのがいけなかった。今まで見たことのない草や花までもが生えてきて、芝生などいったいどこへ行ったのかも分からないひどい。
あわれな芝草は元気な草たちを整理してみてわずか生き残っているのもあったが、総じて滅亡。
いままで雑草の種が飛んできた隣地がいよいよ住宅建築となったので、いくぶんかは救われるかも知れないと期待しているのだが。

種が眠りから覚めた

菜園の週末農家の夏の草

毎週は来られない週末菜園。

今度借りることとなった隣の区画。畝をたてたはいいが天地返しを丁寧にやりすぎて、かえって眠っていた草の種が目覚めたようで畝全面に噴き出している。
これからは夏草の伸びるスピードは想像をこえるくらい速い。夏草をなるべく暴れさせないよう、ビニールマルチを敷くか、適度に冬草を残しておけば抑えられるのだが、作付けするたびに堆肥や肥料を入れて畝起こしする従来のやり方を続けるかぎり草との戦いは避けられない。
せっかく立派な畝ができたのに草ボウボウなのは気の毒だ。
借りた菜園は依然防草シートが敷かれたまま。早く取り去ってもらいたいものだ。

疑うことなく

夏草や軍手とはまた不穏なる

雨が数日続き、晴れ間が出てもそれこそ「辱書」という日が続いている。

ほんの数日のばかりに雑草も我が物顔に伸び放題。空き地もすっかり夏草に覆われている。
夏草、雑草とくれば除草に励まねばならないが、鎌を使うにしろ草刈り機をつかうにせよ重宝するというか必須なのが「軍手」である。
この「軍手」、元の名前は「軍用手袋」。平和な時代になっても、省略語ならば忌まわしい戦争のイメージがつきまとわないためだろうか、誰も疑うことなくすっかり市民權を得て生き延びている。