真っ直ぐ行けば

和菓子屋にラムネの幕も吊られをり

東包永町の甘味処

西包永町から転害門に向かっては一直線の道だ。

楼門を新緑つつむ額とせり

京街道に面した門の奥には正倉院の緑がのぞいている。まるで楼門を額にした一幅の絵のようだ。さらにその奥の山は若草山で、道のゆるい登り傾斜もあって見晴らしがずっと続く。その道の途中、いかにも涼しげなラムネの吊り幕を掲げる店があった。普段は和菓子を扱う店らしく「とうふ菓子」が自慢の店らしいけど、夏の今は「冷やしラムネ」と書かれた幕がでんと店先にぶら下がっている。かなり昔から営んでいるような店の風情なので、母の子供の頃この店でラムネを買ってもらったことがあったのかもしれないが、はたしてどうだったか。

追)
その後の調べでは、この店の名は「萬林堂」といい、春日大社に献上する神饌「春日二梅枝」という銘菓も作っているんだとか。

“真っ直ぐ行けば” への6件の返信

  1. 今日もラムネが恋しくなるような夏日でした。
    こんな日はラムネの幟に魅かれますね。

    三河湾に浮かぶ日間賀島(タコとフグで有名)へ高速船で行ってきました。
    島は一周約5、5キロ、海風が涼しく心地よい風に吹かれ美味しい魚料理に舌鼓を打ち快適なウオーキングでした。
    潮風に当たったせいか日焼けが気になります。
    これからの季節、日焼けと熱中症対策が欠かせませんね。

    1. 豪勢なウオーキングでしたね。昨日、今日の気温には潮の香がぴったりです。
      髪を短く切ってもらってさっぱりしたあと、夕方ちょっと畑へ。それだけで冷たいお茶を何杯も飲んでしまいました。

  2. 地図で見るとこのあたり有名どころが密集していますね。単独には行ったことあるのですが全体として繋がりません。ゆっくり見てみたいです。

    和菓子屋さんもいかにも由緒ありそうでいいですね。ラムネはいまだに小さい子どもにも人気がある。素朴な味がいいのでしょうか。

    1. 元の元興寺境内を「ならまち」といい観光的にも有名ですが、ローカルでは都大路より北側は「きたまち」と呼ばれているようです。「きたまち」のさらに北側の丘陵地帯は聖武天皇陵の他かつての貴族の邸宅、別荘があった地域になります。
      ラムネはもう何年も飲んでないです。もっと暑い日に行ったら試してみようと思います。

  3. ラムネですか。なつかしいな!
    子供の頃の飲み物としては、ラムネか三ツ矢サイダーが一般的でしたね。コーラなんてまだない時代でしたからね。
    昨日まで2泊3日で北杜市の別荘に畑仕事に行ってきました。当初は残りの畑の畝づくりとマルチ貼りをして、2回目のトウモロコシの種まきとつるありインゲンの1回目の種まきの予定でしたが、気温も高く13日のカッコーの初鳴き(?)が聞こえたので、急きょ苗物(トマト、ピーマン、シシトウ)も植えてきました。
    2週間前に植えたジャガイモは芽の頭が少し顔を出しており、ニンジンの種も一部発芽していましたね。トウモロコシはまだ発芽していませんでした。
    昨年末に植えたニンニクとタマネギは順調に成長して、葉は一段と伸びていました。期待できそうです。
    今月末から来月上旬にかけてサツマイモの苗の植え付けと黒豆の種まきを終えれば全メニューの完了です。

    1. 北杜市の新緑もよかったでしょうね。南アルプス、八ヶ岳連峰の眺めも目にしみるように今は最高じゃないのかな。
      ここ数日の暖かさ、というより暑さで畑も急に活気づいてきたのではないでしょうか。大和盆地でも数日前に蒔いたトウモロコシがもう芽を出し始めました。
      西瓜も摘心するほど苗が生長してきましたよ。

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