交通量

街道の注連は衣を更たげに

転害門の注連
転害門は交通量の多い京街道に面している。

しかもT字路交差点にあって、そのせいかどうか5月ともなると写真をアップで見てもらえると分かるのだが、門にかけられた注連はやや煤がかっているようだ。更衣と言うよりは洗濯クリーニングしてほしいというところだろうか。

“交通量” への6件の返信

  1. 確かにあの辺は観光バスやその他の車で異常な交通量ですね。
    転害門、この建物確かに記憶があります。
    昨秋あの辺りを隈なく散策し、正倉院の修復の場所まで足を伸ばしたので多分記憶の底にあるのだと思います。
    秋と違って今頃の新緑、目に眩しいでしょうね。
    お寺に注連縄?
    検索してみたら「菓子司 萬林堂」の表示も見当たりましたよ。

    1. 転害門は、毎年10月5日手向山八幡宮の祭礼の時に神輿遷座の門となり、ここから祭礼が始まることから、この行事を『転害会』といいます。注連縄はそういう神事と関わりあるんですね。
      調べればいろいろ教わることばかりです。

  2. 注連。主人の祖母が三重の注連指(シメサス)というところにおります。
    読めなかったんですが、注連縄のシメでしたか。
    区切る意があるとのことで地の由来が少し気になってきました。

    1. 近くに瀧原宮があるところですね。R42沿いの開けたところにあるのでわかりやすい場所にあります。ここは伊勢神宮の別名とされる由緒深い神社ですので、何か関係があるかもしれないですね。
      注連、標(しめ)というのは神聖な、あるいは特別な所有主の土地であることを示す印しみたいなものです。「指す」というのはその印しをつけるという意味ですから、おそらく「注連指」というのは特別な土地であることを示す何かがある場所という意味でしょう。

  3. 東大寺は広大ですね。何回か行きましたがまだ転害門から入ったことはありません。何やら謂れがありそうな名前だし天災人災に耐えてきた感じがします。寺門に注連縄も面白いですね。

    1. 転害門は平重衡の南都焼打を免れていますが、南都衆はそれよりやや北にある山城との境・奈良阪で待ち受けたのを突破され、般若寺、東大寺、興福寺が焼かれたのですが、途中にある転害門が残ったのは奇跡ではないでしょうか。

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