三列シートの夜行バス

明易や三列シートの夜行バス
ひむがしへ一路夜行の明易し
短夜の時間調整夜行バス
短夜のカーテン細めに夜行バス

土曜の夜、急用ができて長距離バスで横浜に行った。

盆地内の南の方から順に客を拾っていき、県内を2時間くらいかけて天理を最後にようやく11時頃に名阪国道に乗る。横浜着が6時5分前という予定だが、相手が道路だから、当然交通事情により前後する。
かつて夜汽車でひどい車酔いしたことがあるので、ちょっと不安があったが意外に寝られるもので、途中目が覚めたのは、一度目は伊勢湾岸道あたり、二度目は新東名道路のどこか、という具合だった。
車が停車した気配に目が覚めたとき、Gmapで現在位置を調べるともう秦野だった。時刻は4時過ぎ。予定より随分早く着いたようで、時間調整のためと思われる駐車状態がつづく。カーテンの隙間から外を覗いてみると夏の空はもう白み始めているようで、地平線に近いところが赤くなってきている。もうこうなると寝ることはやめて、一年ぶりの神奈川の景色を車窓から楽しもうと思った。

結局、時間調整してもなお30分ほど早く目的のYCATに着いてしまって、5時20分。日曜日だし、横浜駅のコンコースには人は少ないだろうと思ったが意外に多くの人が行き来しているのにはちょっと驚いた。

“三列シートの夜行バス” への4件の返信

  1. 長距離夜行バス、結構よく利用します。
    東京で目いっぱい遊び歩いての帰りはよく乗ります。
    予約なので乗降リストが解っているせいかある時点からは時間調整なしで早く着いたりする時があります。
    その逆もありですがお値段の安いのがうれしいです。

    1. 確かによく遊んでも疲れては意味がないですよね。元気に遊べるなんて最高の贅沢だと思いませんか?
      今回は仕事だったので慌ただしい上京でしたが、次回は遊びに利用したいものです。遊んだ後なら夜行バスも熟睡できそう。

  2.  考えただけで疲れてしまいそうで、一度も長距離夜行バスに乗ったことがありません。
    ほだかさん、お元気ですねえ。奈良県のあちこちから乗車できるというのは便利ですね。
    忙しい時代、バス会社もいろいろと工夫するのですね。

    1. 実際経験してみてやっぱり疲れます。skyblueさんの仰るとおり、夜行バスというのは安くて、日程を詰めたりするのに便利ですが、やはり往復とも使うには体力が要ります。帰りの便に使うのなら最後の日を夜遅くまで使える上、疲れているので車内でぐっすり熟睡できるのがメリットでしょう。

      追)今月の雑詠は天、地とも決まりましたね。

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