もじずりの三寸五分に立ちにけり
もじずりの低きにありて宙をもむ
もじずりの丈低けれど宙をもむ
予期せざるところに飛びしねじり花
ここかしこ文字摺草の飛びにけり
文字摺の花咲かざれば気づくなし
東京から持ってきた捩花に元気がない。
去年までは花壇に降ろしていたのがかろうじて花をつけてくれていたのに、今年は花茎も伸ばさずそのまま枯れてしまいそうで諦めるしかないのかとがっかりしていた。
文字摺草は花が咲かなかればそこにあると気づかないほど地味な草だが、これでも立派にランの仲間である。草引きで随分抜かれてしまったものがあったろうが、辛うじて生き残ったものがあるとそれがいつの間にか花茎をするすると伸ばして花を咲かせるのだ。
今日発見したのも駐車場のコンクリートの狭間に窮屈そうに、しかし太くてしっかりした花茎をつけている。周りを探してみるといるいる4本も育っているのだった。
右巻き、左巻きが半ばしているという話だが、この4本はみな右巻きだった。
私も先日史跡廻りのグループで長久手古戦場、色金山歴史公園、岩崎城の公園でねじ花をたくさん見かけました。
ピンクのねじりが可愛いですね。蘭の原種だとか?
その時初めて友人から右巻、左巻があることを教えていただきました。
やはり右巻が多かったですね。
この花、自然の中では結構丈夫そうなのにひとたび持ち帰り植え替えたとたんに元気をなくします。
やはり自然に返せと言うことでしょうか・・・
根が少ないので盛りの頃に移植するのは難しいかも。多年生ですので枯れる頃を見計らってはどうでしょう。
ねじり花の季節ですか。ウチの方ではまだ見かけてませんが単に気がついてないだけかも。
植物の生命力・保存本能には感心します。何でお前好き好んでこんな所で!と思うこと多いですもんね。
草丈が低いので芝生などまわりが背の低いものしかないところに適しているようです。それでも、花茎が伸びるまでは気がつくことはないでしょうね。
咲いた後はいつの間にか草に紛れてしまって、さらに冬にはいつの間にか枯れしてしまうという、花の時期しか目立たない不思議な花です。
見かけたことがあるけど、蘭の仲間なんだ。
見かけだけでは分からないものだね。
それに右巻きと左巻きがあるというのも面白いね。
突然変異でこのようなわかれ方ができたんだろうね。
本来は右巻きが主流なのかな?
右巻き、左巻きはどちらが多いということもないそうです。ちょっとしたDNAの違いでしょうかね。