花の色、そして数

山法師影を濃くして庫裡の窓

山法師の花の色は白だが、いわゆる真っ白ではない。

どちらかというとクリーム色がかった白でしっとりした彩度があり、梅雨入り前のこの時期のしっかり茂った葉とのコントラストも相俟って目をひきつけるものがある。
古刹の庭にまわり、庫裡の角を曲がったら壁に濃い影を落とす山法師が目に飛び込んできた。
花の形などはハナミズキに似ているが、その数がはるかに控えめなところが古刹には大変好ましい。

“花の色、そして数” への6件の返信

  1. そう言えば山法師の花が咲く頃ですね。

    遠目から陽にあたった乳白色の花をみると光と溶け込んで咲いているのかどうかわからなくなる現象にみえることがあります。
    ハナミズキはもう食傷気味ですが山法師はいかにも古刹に似合いそうですね。

    1. 「光に溶け込んでる」って感じはうまく言い当てましたね。
      遠目の山法師、絵になります。当地ではあまり見かけないのが残念ですが。

  2. 山法師、漢字をうまく当てていますね。
    名のとおり、白い法師の頭巾のように見えます。
    近くの公園に2本あり、今ちょうど咲いていて楽しめます。

  3. 山法師、ホント数も大きさも色合いも控え目で目立ちませんね。私の書斎の目の前にあって今満開、でもよく見ないと花は分かりません。

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