虎尾草の水辺に群れるひとところ
田んぼのすみっこを利用したビオトープ風庭である。
個人で作られたようで、流れに沿って季節の花がいろいろ植えられている。谷津の行き止まりの道のため、通りがかる人も少ないが、ふだんこの辺りを散歩する人にとってはやすらぎのスペースとも言えるだろう。
虎尾草(とらのお)というのは文字通り、花穂が尾のように先細りして、その細い先端がうなだれるようにして咲く姿を愛でる花である。
特別に水辺が好きというわけではないだろうが、ビオトープの一画にまとめて植えてあったのが珍しくて。
虎尾草、こういう系の穂が垂れる草、今花盛りですね。エノコログサなんかも。これで日が照りつけるようになれば真夏ってことでしょうか。
特に手入れしてる風でもないが色んな草花がほどよく順繰りに咲いている一画がありますよね。通る度いいなあと思います。
トラノオに猫じゃらし。うまい具合に名付けたものです。
この時期って意外に花の種類が多いのが分かりますね。梅雨が明ける頃にはサルスベリ、木槿がいよいよ目立ってくるんでしょうね。もちろん萩もね。
通りがかり、散歩中、いろいろ楽しめるのも俳句を始めた余録でしょうか。