薬草の精気

芍薬の薬気増しゆく夜雨かな

十分に育った芍薬だ。

剪定して束にすると、めいめいが自分の空間を主張するくらい、葉もしっかりついている。
新聞紙の上に並べても、葉の崩れることなくしっかり場所を確保しようとする。
雨の中切り出してきた芍薬ならなおのこと生気が充満して、その根が漢方に用いられるという強さの一面をのぞかせる。

寒牡丹の寺として知られる当麻の石光寺では、芍薬が咲き始めたという。

“薬草の精気” への2件の返信

  1. 近くの公園でも芍薬が咲き始めました。
    牡丹もあでやかで美しいですが、芍薬もまたすっきりと美しい。
    葉は芍薬のほうがより生き生きとした感じがします。
    甲乙つけがたいのですが、芍薬のほうがより好ましいかな、私には。
    ほんとうに気持ちの良い季節です。充分に楽しみましょう。

    1. 強さは芍薬のほうに感じますね。牡丹は女王花だけど、どこかか弱い線がある。やはり好ましいのは芍薬です。

      隣地は昨日除草が入って、ついでに山桜桃の実を全部摘んで帰ったようです。今朝見たら鳥さんたちは落ちこぼれたのをせっせと拾ってました。

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