食のパターン

いつからか夕の麦飯欠かせなく

新米とは聞くが、新麦とは聞いたことがない。

年がら年中麦飯を食っているせいか、「麦飯」に季節感は感じたことがないが、実は夏の季語であり、その年の新麦を味わうところに季節感があるのだという。
ともあれ、この時期とろろ汁をかけた麦飯が抜群にうまい。
とくに、伊勢芋と言われる多気町でとれる粘り気の強いやつを、これまたたっぷりの出汁で割るのが一番だ。芋は年末にしか手に入らないので、今頃はもう残り少ないのを惜しみながらすりおろすことになる。

朝はパン食、昼は麺類、夜は麦飯というパターンが定着してもう何年になるだろう。

“食のパターン” への4件の返信

  1. 健康的な食のパターンですね。

    子どもの頃、大麦を茹でた「よまし麦」という真中に黒いスジの入ったものがありました。
    それが嫌いで避けて食べたものです。
    田舎の山では芋蔓のあるところには自然薯芋がどこの山でも掘れて秋になると山々に大きな穴が開いていたものです。
    ここ数年来、本物の自然薯芋のとろろは食べたことがありません。
    無性に食べたくなりました。

    1. 麦にもいろいろ種類があるようですね。毎日食べているのは押し麦というのでしょうか、平ぺったい麦でぷりぷりしてて美味しいです。
      麦とろろの欠点は何杯もおかわりしてしまうことですね。

  2. そうですか、麦飯ですか。いいルーテインですね。
    私は麦飯、食べたことがありません(会社時代昼食でとろろ定食食べた時くらいでしょうか)。そう言えば近所の畑で麦が植わってたのですが今年はみかけない。止めたようです。青~黄、季節を感じて楽しんでいたのに。

    1. とろろ飯と牛タン。抜群のカップルですね。こういう食べ方を考えた人ってすごいなと思います。
      青麦、麦秋。そんな景色が消えたとは寂しいですね。麦踏とかの作業はありますが、米よりは手がかからないと思いますけど。高齢化とかいろいろ事情があるんでしょうね。

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