今年最高気温の日

泥池に亀の子浮かぶ亭午かな

散歩するにも暑い季節になった。

馬見丘陵は近いし平坦なのがいいが、墳丘ばかりの公園なので日陰が少ない。
そこで、今年一番暑い日となった今日は、郡山の民族博物館公園を一周してみることにした。
公園は矢田丘陵の裾に広がっており、周囲は開発されて住宅地になっているところもあるが、里山の景色がまだまだ残されている。
形は昔のままだったが泥水に満たされて到底利用されているとは見えない用水池のところまでくると、泥水に亀が首を出して浮いている。牛蛙もこの池の何処かでときどき鳴いている。

“今年最高気温の日” への4件の返信

  1. 今日は30度を超えたものの風もありからっとした暑さ。
    明日は田中陽希さんと一緒にミステリートレッキング&レクリェーション。さて何処へ登るのやら?
    暑さと水分補給に用心。雨よりは良しとしなければね。

  2. 郡山と山が付くのに水が多いのでしょうか。金魚ですもんね。地形的なものなんでしょうね。民族博物館も面白そうですね。

    1. 奈良盆地は太古は海で、周囲の山から流れ来む土砂が埋めてできた土地です。人は少しでも高いところをと、周辺部の高いところに拠点を持ちました。
      郡山は古代の郡家(こおりのみやけ)があった山という意味で、今の郡山城のあたりを指したそうです。城下町などはその裾、低地に展開されました。
      湿地帯とはいえ、雨が少ないので溜め池がたくさん作られたと思われます。金魚養殖は柳沢吉保の子が甲斐から移封されてきて、その藩士が内職のために始めた商売だそうです。多分江戸の町人の間などで、観賞用金魚が高値で取引されていたという情報を得ていたのではないでしょうか。

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