雨が似合う

紫陽花の苑に湿れる句帖かな

今日も紫陽花。

やはり、この嫌われる湿りがちな季節を逆手にとって、ひときわ似合う花は外にないからだ。
庭の片隅の紫陽花も今年は殊の外いい色を出しているので、切りとって花瓶に盛った。

紫陽花苑を歩いていると服の濡れるのにも気づかないことがある。まして、吟行というのは句帖を片手に握りしめているので、いつの間にか天露を含んでいたりもするのだ。
それで、いい句が授かれば問題はないのだが。

“雨が似合う” への2件の返信

  1. 我が家の庭も今は紫陽花が一際目立っています。
    通りがかりの人から注文があります。
    花が終わったら挿し木をして分けて下さいと。
    昨年は上手く根が張らず失敗でしたが今年は成功させてお嫁に出したいです。

    1. どんな土にも強いし、挿し木も水さえ怠らなければ簡単ですよね。
      去年剪定したまま捨てておいた枝から、この春芽が出たのには驚きました。

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