冷奴喉の歓喜の候となり
冷や奴に新玉葱のスライスをぶっかける。
そのうえに花鰹がのって。
ささやかながら初夏の食卓の清涼剤である。昼間の暑さで衰えがちな食欲を奮い立たせてくれる。
ご飯は珍しい赤えんどう豆のご飯。蜜豆の、あの豆である。市場には出回ることもなく、種すら簡単には手に入らないが、今回はその来年用の種の分まで頂くことになった。同じ畑で毎年育てておられるが、そのせいか発芽がすこぶるいいそうで、また育ちやすいとも。
来年はグリーンピース、そしてレッドピースの豆ご飯を堪能できそうである。