秋がない

原付のカバーに残る処暑の雨

今日は処暑だそうである。

暑さが峠を越えて秋らしくなるのだという。
たしかに夕方雨雲が過ぎたあとはそのまま曇となって、いくぶん暑さがやわらいだ気がした。
ただ、太陽が隠れて強烈な紫外線が遮られたただけで、大気そのものは湿度も変わらず夜になっても新涼という気分にはほど遠い。
やはり秋というものは朝と夕からはじまるものだと思うのである。
長期予報では11月まで平年以上の高い気温だとか。秋を感じないまま冬に入るのであろう。

涼風

処暑の声聞けば心の鎮まりぬ

昨日が処暑だそうである。

暑い、暑いといってるうちにである。
たしかに今日などは、昨夜から雨が降ったので湿度は高めながら気温も低い。夜になってさきほどから涼しい風も吹いてくるようになった。あとはもう秋らしい日がいつ来るかという期待に変わったので気も楽である。少々の残暑も我慢できるというものだ。

処暑の夕立

夜だけは処暑至れりの心地して

今日は二十四節気の処暑だという。

例年8月の23,4日頃だとすれば夏休みも終盤、我らが学生時代の頃もこんなに暑かったのだろうか。

奈良公園ならいざしらず、奈良盆地というのは意外に街路樹が少ないので昼間歩くというのは苦行以外の何物でもない。移動の手段としてクルマが主流なので歩く人のことなどは重視されてないのだろう。
その点、都会ではコンクリートのヒートアイランドとはいえ街路樹や樹木がよく茂った公園、河畔の柳や桜などが多くあるので散歩のコース取りも楽しいものがある。最近はちと運動不足気味だ。

今日も夕立がきた。
関東では滅多に夕立というのがないが、やはり当地は毎日のようにあって天気の変化が楽しめる。

次のひと月へ

一句から数へひと月今日の処暑

ブログを立ち上げてから何とか一ヶ月がたった。
まったく句が浮かばない日もあるが、ただブログカレンダーに穴をあけてはいけないという思いだけで埋めた日も多い。
振り返っても恥ずかしいものがあるが、サイトトップのブログカレンダーはこれからも常に怖い存在だ。