根回りにあたりをつけて寒肥す
寒さがゆるんだこの日国産菜種の油粕を買ってきた。
梅や姫沙羅などの庭木に寒肥を施すためである。
樹冠の先の下あたりに根の成長点があるから、そこに届くように幹を中心にして円を描くように輪状に油粕を撒くわけである。
軽く鍬で起こして撒いては均す。その繰り返しで大小何本もの木を終えると、さっそく鵙やんがやって来ては返された土の虫を探している。鵙はなかなかハンサムで、目に黒いラインが入って苦み走っている表情が何ともイケメン風である。
ジョー君も尻尾を上下させて餌を探すが、鵙はひとまわり大きくて一目で見分けがつく。
庭にはみぃーちゃんがいるので鵙が犠牲にならないよう、ごろごろ出てきたコガネムシの幼虫は遠くに避難させることも忘れてはいけない。