敗荷の昨夜の名残の雨光る
蓮根がうまい。
歯ごたえもさくさくと軽く食べやすい。新蓮根の季節である。
幸いにも歯には問題ないし、いまだ嚥下機能には困らないので、よく噛みしめて味えば旨さがさらに増してくる。
もともと旬のものをいただくことは、夏には体を冷やし、冬には温めるという天恵の理にかなうことである。
原点に帰って季節のものをいただくことが持続可能性のある生き方であると言えよう。
ひるがえって急にSDGsという言葉を聞くようになった。国連のSustainable Development Goalsという2030年までに達成しようと言う目標らしいが、2050年までに脱炭素社会の実現をという現政権の目論見との関わりはどうなってるんだろうかと頭を捻るばかりなんだが、さて。