大失態

春の月回して飛行塔回る

何と言うことだ。

昨日投稿をすっかり忘れていた。
まる8年ほど続けてきて初めてのことだ。
さて、今日の投句をとなって気づいた。すっぽり抜け落ちていたのだ。
とりあえず一日遅れの投稿で穴をふさいでおきます。

投票日和

雲吐いて春月吐いて神の山

午後九時をすぎて町が静かになった。

なにしろ小さな町に選挙カーが17台も行き来するのだから、そのひっきりなしの往来ときたら。
空を見上げれば、昨日よりはいくぶん春らしい月。色もやや黄味がかって、滲みも少し。
雨が近づけば湿度もあがって潤むような月が期待できるのだが。
明日は雨の心配もなく投票日和と言えそうだ。

春満月

神将のししむら踏める春の闇

ものうい春でもある。

まして今日は平成最後の満月だというのに、こう雲厚くては期待できない。
月が出れば「春の月」一句詠みたいところだが。

雲間にも出よ望なる春の月