用法を守りましょう

頓服の験にすがりて春灯

たまに、「頓服」として処方されることがある。

昔は、一包ずつ紙袋に包まれていたようなものが多かったように思う。
いわゆる、症状が出たときだけに服用する薬のことで、痛み止めであったり、解熱剤であったりする。
効用があるからといって、何錠も飲むものではなく、薬によっては一日何錠までと定められているものもある。
そんな、注意事項は薬手帳や、処方された袋などに記されているが、ちゃんと読んでる人はどれだけいるだろうか。

窓を開けて

春灯の窓より聞こゆ会話かな

ようやく気温が上がる日が続いている。

夜になってもカーテンや窓が開いたままで灯火だけではなく、家族の団らんの声ももれてくる。

春の宵

つくばいのくぐもる音や春灯

茶の嗜みはない。

テレビなどの画像から得た創作である。
3月句会の兼題が「灯」なのでちょっと習作してみた。