笹鳴きを聞く

松飾る路地に渋滞避けにけり

今年初めて穏やかな日和。

風もなく散歩していても汗ばむくらいだ。例によって馬見丘陵公園では、門をくぐったそうそう笹鳴きが聞かれ、蝋梅もちらほら、梅の蕾も間もなく動きそうな氣配すら見せていた。これから本格的な寒を迎えるわけだけど、下萌えもあったりして春の兆しを感じることができた。

帰途通った狭い道には立派な門松がしつらえてある旧家があって、昔からある旧道のようだと知れた。

明日は吟行初句会。雨模様だと予報は言う。寒いときの雨はきついかもしれない。

松の内

右に赤左に黒の松飾る

今日13日からが松の内だそうである。

松が開けるのはところによって7日、15日などいろいろあるようであるが、いずれにしても恒例の大神神社の大門松が飾られていよいよ大和の年末ムードが高まってきた。
高さ5メートルもあるので作業はクレーンの力を借りるが、これに3本の青竹、南天、葉牡丹と組み合わせ鉢部分をこれも青竹で巻く。