もう一枚

西国の東におくれ梅雨に入る

ようやく近畿も梅雨に入った。

気圧配置からも今日あたりそうなるとは思っていたが、入ってみるといきなりの梅雨寒である。
とっくにTシャツに更衣しているのでかなり寒く感じるが、いったん薄着になってしまうと一枚はおるのもおっくうでやせ我慢の日である。
夕べも思いの外冷えたので薄掛けを一枚足して寝たが、今夜はさらに厚いものに替えてもよさそうなくらいの気温だ。
梅雨入り前に何度か雨があっていつもの年よりも無難な夏であったが、さてこれからの夏はどうなるのやら。

我慢のしどころ

季節のもの仕舞残して梅雨に入る

梅雨に入る前に済ませておかねばならぬことは多い。

それがひと月近くも早く梅雨入り宣言があって、まさかの言葉が口をついて出る。近畿はおろか東海まで梅雨入りと聞いては、今年の夏はいったいどうなるのやらと不安になる。
早く開ければ長い暑さが思いやられるし、長引けば長引いたで作物の不作を憂う。
せっかく植えられた家庭菜園の夏野菜たちに、我慢のしどころだぞと声をかけたくなる。
先日蒔いた種が腐らねばいいが。
今日コロナワクチン接種一回目が無事終了。会場は拍子抜けするほどガラガラで、むしろスタッフの数のほうが多い印象だ。これから考えるに町に届いたワクチンの量は思った以上に少ないのではないか。
受付をはじめ、各ポイントごとに案内が立ち、接種の準備をする者、接種する人、完了のシールを貼る人、予後の様子、二回目の予約などなど運営するための要員が物々しいほどで、これで首都圏や大阪で一日一万人接種するなどいかに非現実的な数字か分かろうというもの。
もういい加減白旗をあげて五輪をあきらめ、コロナ対策に全リソースを注ぐことにしたらどうなのか。

スリッパ

朝なさな見る山模糊と梅雨に入る

朝起きたら遠くが白く烟っている。

毎朝起きてすぐ声をかけている二上山も全く見えない。
ああ、やっぱり梅雨入りしたんだと思った。
スリッパの裏の材料が悪いのか、歩くとペタペタくっつくような不快さを覚える。
この分なら、跣足のほうがましなくらいだ。
こんな日がしばらく続くのだと自分に言い聞かせた。

想定外

やり残したること多き梅雨に入る

昨日28日関西・東海地方が梅雨入りした。

平年より10日ほど早いそうである。5月のうちに梅雨入りするのだから相当早いことは確かである。
梅雨入りが早ければその分梅雨明けも早いとか。ということはこの夏が長くなるということだろうか。それも迷惑な話だと思うが、さりとてあのじとじとした日が長く続くのも我慢しがたい。
考えてみれば、最近は夏が長くなり、その分春や秋が短くなったような気がする。寒い、寒いと言ってるかと思えばたちまち夏になり、暑い、暑いとこぼしてるうちにいつの間にか冬になっている。

梅雨が来るまでに車を洗ってワックスもかけよう、畑の夏対策もしなきゃ、などなど思ってるうちにやり残してしまったことの多さよ、この5月は。