滝見は涼し

滝壺の瀞となりゆく深みかな
句座涼し通し座敷の大室生

久しぶりの外出。

それも少人数の吟行句会である。
標高のある、句友のどっしりとした館の通し座敷に風がふきぬけてエアコン知らず。
密集にもならず密接もなし、安心して合評にわいわい。
やはり俳句は座の文芸である。