煤逃の不要不急といふべきや
煤逃の逃げ場のあらずなりにけり
煤逃の流行りやまひを憂ひけり
いつもなら映画やゴルフ、あれこれ口実を設けてはとんずら。
どうやら今年はそうもゆくまい。
基礎疾患をかかえる老いの身には、行く当ての会場が混み合ったりつき合ってくれる友もいなくては、行き場も困るにちがいない。第一、煤払いから逃げるのであるから、これはもう立派な「不要不急の行動」というものである。これ以上の医療崩壊や家族や親友を危険にさらすわけにはいかないと戒めるのが常識ある大人の態度であろう。
而して、健康のためにも煤払いはすすんで協力した方がいいのである。