三回忌

竜胆の紫苑はなやぐ忌日かな

13日が母の2年目の祥月命日、三回忌である。

お寺さんの都合もあるのですでに三回忌供養はすませた。
今回の仏壇の供花には竜胆が加わっている。毎日小菊などの仏花に見慣れているので、竜胆のような紫色が混じっているのはいつもよりはちょっと華やかだ。

濃紺の献花

竜胆を添へて墓苑に香立てり

病人がいるので長い時間家を空けられない。

ただお彼岸なので墓参りだけはしなくちゃと思って、父親の墓への往復はとても無理だが春先亡くなった猫ちゃんのお寺なら2時間ほどで往復できそうなので出かけることにした。
今週から往診の先生が隔日に点滴をしてくれることになり、今日の点滴が始まるのを待ってあとは家人に任せ一人で出たのだが、途中花屋さんで目についた濃紺の花束がいくらか気分を明るくしてくれたような気持ちがした。