緑陰や節電要請始まりぬ
大飯原発稼働のおかげで関西電力はj実質10%程度の節電要請に収まった。
福島の事故を思えばこれを素直に喜んでいいのか正直戸惑いはある。
ただでさえ国内での産業立地が難しくなっているおり、原発が止まれば現在の経済というのは立ちゆかないのだろう。しかし、そうだとすればよけいにエネルギー政策の中長期ビジョンを描いて共有することが大事なのではないか。政治に今ほど求心力が求められている時代はない。
政権ほしさに徒党を組んでただけの話で、もともと考えの違う人たちの寄せ集め所帯が今更割れるのがどうのこうのといってる場合ではない。それよりも将来の政治の基本軸が一段と不明瞭になっている今、もう一度争点を整理、明確にしたうえで世間の判断を仰がねばならない。
緑陰で涼しくなるはずだったのに、政治のこととなると途端にヒートアップしてきた。