涼しくない話

緑陰や節電要請始まりぬ

大飯原発稼働のおかげで関西電力はj実質10%程度の節電要請に収まった。

福島の事故を思えばこれを素直に喜んでいいのか正直戸惑いはある。
ただでさえ国内での産業立地が難しくなっているおり、原発が止まれば現在の経済というのは立ちゆかないのだろう。しかし、そうだとすればよけいにエネルギー政策の中長期ビジョンを描いて共有することが大事なのではないか。政治に今ほど求心力が求められている時代はない。

政権ほしさに徒党を組んでただけの話で、もともと考えの違う人たちの寄せ集め所帯が今更割れるのがどうのこうのといってる場合ではない。それよりも将来の政治の基本軸が一段と不明瞭になっている今、もう一度争点を整理、明確にしたうえで世間の判断を仰がねばならない。

緑陰で涼しくなるはずだったのに、政治のこととなると途端にヒートアップしてきた。

涼の恩恵

緑陰や近しき人ら長談義

緑道や 木立の人の みな涼し

あまりに暑いので盛りを過ぎてから、近場のポタリングで今日の日課をこなすことにした。
いつもの川沿いの道は近年桜の名所となり花の季節は大賑わいだが、季節をはずすと散歩やジョギングの人がメイン。それでもこの酷暑では朝夕以外は人もまばらになる。
この自転車歩行者専用道でふだんよく顔を合わせる人ともしばらく疎遠になる期間だ。
しかし、たまに出くわすと挨拶から始まって近況報告やら雑談やらで時間があっという間に過ぎてゆく。水際であること、木陰であることで周りに比べて温度は幾分低いのも好都合なのである。