投稿日: 2013年4月10日2013年4月19日 カテゴリ:春、鎮守の森を観にいこうかい 季語:花の芥, 花吹雪, 落花市名の由来は 桜の井一夜で埋む芥かな 古井戸に降り敷く花の吹雪かな 桜井の井に花散りぬ花の散る 落花掃く人の未だに来たるなし 落花掃く能はぬなりし雨やまず 庭掃くを躊躇ひをりて花の散る 桜井駅を南に向け出発すると10分も行かないうちにそれはあった。 「櫻の井」跡。 夜来の春嵐で井戸に懸かる桜が一面に花を落とし、いわれが彫られた石碑も例外なく散った花びらをまとっている。 5世紀初頭第17代履中天皇がこの地においでになって、桜の花が散りかかるこの井戸の水を賛美されたということから「櫻の井」と呼ばれている。 共有:シェアTweet