消息

猫に餌やつてはならぬ菖蒲園

行くたびにいろんな猫が顔を出す。

避妊去勢された猫には面倒をみてもいいという暗黙の了解ができている県立公園である。
春のチューリップに始まって薔薇、そして菖蒲、ダリアと一年を通していろんな花を咲かせてはフェアを開催している広大な公園である。
そう言えばあの人懐っこい黒猫ちゃんはどうしたかな。コロナ禍以来ご無沙汰しているので消息が気になる。

弱者にやさしく

花菖蒲老々介護の車椅子
車椅子老が押し行く菖蒲園
木橋に譲り譲られ花菖蒲

花菖蒲の真っ盛りである。

県立民博公園の花菖蒲

相変わらず「あやめ」も「かきつばた」も「花菖蒲」も区別できないが、菖蒲園とあるから「花菖蒲」なんだろうくらいに思っている。
たしか、「かきつばた」は紋の色が白だけというシンプルなものだから見れば分かるかもしれない。

民族博物館のある県立公園の菖蒲池は規模は小さいながら、しっかりとした造りのゆったりとした木橋がかけられていて車椅子がすれ違うことも可能なくらい広い。
高低差も少ないので、老々介護の車椅子でも楽しめるようになっていた。こういう細やかな配慮は健常者にはわかりにくいところだが、よく考えられていると一人納得するのであった。