薫風や民の祝意のあまねくに
朗報に全国がわいた。
眞子さまご婚約は、暗いニュースばかりがつづく昨今に久しぶりにかけめぐったおめでたい話題だ。
また、お相手の青年もいかにも爽やかで、だれにでも祝福されるカップルになりそうだ。
これからも順調に次第が整っていくことを願う。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
薫風や民の祝意のあまねくに
朗報に全国がわいた。
眞子さまご婚約は、暗いニュースばかりがつづく昨今に久しぶりにかけめぐったおめでたい話題だ。
また、お相手の青年もいかにも爽やかで、だれにでも祝福されるカップルになりそうだ。
これからも順調に次第が整っていくことを願う。
薫風や身代わり像のガラス越し
どこへ行っても若葉、若葉。
唐招提寺の、和上の故郷の名花「瓊花」の花が終わるといよいよ夏である。
境内至る処の緑がまぶしい。
若葉して御目の雫拭はばや
芭蕉句碑がある開山堂には和上の身代わり像が公開されており、緋色の上衣の彩色が周りの緑と好対照をなしている。ガラス戸越しにしか拝見できないのは残念であるが。
薫風や羽影の主の誰ならん
窓を開けるのが心地いい季節だ。
風の取り込み口は低く、逃げ口はより広く高くするのが最も風が吹き抜けるコツだということだ。今日はそうするまでもなくわずか開けるだけで十分快適な外気にふれることができる。13時40分、机の上の温湿度計は気温27度、湿度27%を指している。こんな日は戸外で動けば暑いと感じるだろうが、室内で静かにしていればこのうえもなく気持ちがいい。
何をするともなく庭を眺めていると、何の鳥だろうか、鳥影がよぎるのが見えた。