若葉して

薫風や身代わり像のガラス越し

どこへ行っても若葉、若葉。

唐招提寺の、和上の故郷の名花「瓊花」の花が終わるといよいよ夏である。
境内至る処の緑がまぶしい。
  若葉して御目の雫拭はばや
芭蕉句碑がある開山堂には和上の身代わり像が公開されており、緋色の上衣の彩色が周りの緑と好対照をなしている。ガラス戸越しにしか拝見できないのは残念であるが。

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