ミニ児雷也

青蛙黄にもなるなりコーン畑

腰から下が黄色っぽい。

青蛙は環境に合わせて灰色になったりして体表の色が変わるが、黄緑色のは見たことがなかった。
菜園にはいつもの場所に必ず青蛙君がいるのだが、そいつは場所が不動なのでペンキ塗り立ての緑色である。
今日のは若々しいトウモロコシの畝に黄色い南瓜の花が同居しているせいか体色が黄緑なのである。下ぶくれの下半身だけが色がちがうので何だかおかしいやら、可愛いやら。
まるでミニ児雷也君のどろん変身がちと間違うたようでもある。

万葉植物園

植物園入るやたちまち青蛙

春日大社の万葉植物園は名残の藤だという。
万葉植物園の藤
料金を払い一歩入ってみると、賑やかな蛙の合唱が聞こえてくる。池や小流れなどに雨蛙がいっぱいいるようだ。あんな小さな体でよくもあんなにでかい声で鳴けるもんだと感心するが、目をこらすと交尾しているカップルもあり、どうやら雨蛙というのは雌の方が数倍体が大きいみたいだ。このように賑やかな雨蛙がいる一方で、じっとしている蟇蛙もいて植物園はただいま恋の季節でもあるんだろう。