風花の降りてたちまちかき消えぬ
今日は珍しく午前中の散歩。
カイツブリの今日は2羽連れ。
ぐっと冷え込んだ朝いつものように彼らの動きを見ていると、八尾・柏原の方角から黒い雲が覆うように迫ってくる。
予報によるとときどき雪らしいが、案の定狐の嫁入りの雨ではなく雪、つまり風花である。
綿のようなふわふわした雪が地面に落ちるとたちまち泡のようになって消えてゆく。
積もる程度でもないので、ゆらゆらと舞うように落ちてくるのをしばらく楽しめた。
寒さも今が佳境。すすんで寒さを甘受しようじゃないか。
さすればまもなく来る春の足音が聞き取れるかもしれない。
今日よりは ひとつ歳あげ 雪見舞ひ
今日はまた 歳を重ねり 雪の花
60代半ばに達したこの日、午後になって30分ばかり辺りが真っ白になるほどの雪が舞った。