寒晴やキックボードの姉弟
寒晴と言うに相応しい今日。
はるか南、近畿の屋根と言われる大峯の嶺々の稜線がくっきりと見える。
そのなかでもやはり近畿最高峰八経ヶ岳の姿形は威厳がある。家からは単独峰のようで台形に見えて周りの山々を従えているようである。
雪は残っているはずだが、それほど白くは見えない。全山が遠目にも白く見えるには例年のごとくあとひと月くらい待たねばならないだろう。
そんな景色がよく見える坂道を、塾通いのリュックと思われるものを背負った姉弟が仲良くキックボードを蹴りながら降りてゆく。キックボードの下りは楽だろうが、昇りとなると大変なのではないかと思うのは子供たちにとっては余計な心配でもあろうか。
キックボードに乗ってる人を見かけたことがないのですが実際どんなものかはよくわからない。
電動ならいざ知らず蹴りながら登るのは大変でしょう。
若者の特権ですね。
今朝の冷え込みに比べ日中の暖かさは小春日和といった感じ、
明日は又冷たい雨が降るという。
毎日コロコロお天気が変わり年寄りは対応するのが精いっぱい・・・
いわゆるハンドルの付いたスケートボードです。モータがついてないのはとくに免許も要らず子供向けです。車道に出ないよう気をつけて遊んでもらいたいものです。
寒晴やキックボードの姉弟あねおとと
コメントの、”大峯の嶺々の稜線がくっきりと見える”に惹かれました。(ほたかさんの住まいは確か)王子辺りから大峰迄どれぐらい距離があるか調べたら約60km、手前に吉野がありますが、吉野山塊は意外に低く300~400m。なるほど、これならくっきり見えますね!我が家からは、最近の晴れ続きで、毎日富士がくっきり見えます。ちなみにここから富士は約100kmです。
竜王山地の向こうに吉野、そして奥行きのよく見えない大峯。空気が澄むと三段構えで見ることができます。
富士見ができる家もいいものですね。
二階からは東から南西に高見、音羽三山、多武峰、吉野・大峯、金剛・葛城とつづく山並が楽しめます。